プーアル茶のカフェイン量について

ダイエットに効果のあるお茶と言って真っ先に候補に上がるのが『プーアル茶』。老若男女を問わず、お茶で痩せたいと考える方に大人気のダイエット茶です。

そんなプーアル茶ですが、意外と見落としがちなのがお茶に含まれるカフェインの含有量。コーヒーや緑茶よりは少ないとなんとなく感じているだけではないでしょうか。

今回はプーアル茶に含まれるカフェイン量について、コーヒーや緑茶はもちろん、同じプーアル茶でも国産プーアル茶についても比較してみたいと思います。

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カフェインって悪いもの？

まず初めに、カフェインのメリット・デメリットについて簡単に。
デメリットとしては

などが挙げられます。

メリットとしては、

などが挙げられます。

カフェインは悪いイメージを持たれがちですが、ダイエットを後押ししてくれる頼もしい成分でもあります。成人では1回200mgまでで、1日400mg未満というガイドラインもありますので、適量を意識しておきましょう。もちろん、カフェインに過剰に敏感な方は摂取を控えたり、寝る前は避けるようにしましょう。

欧州食品安全機関(EFSA)、カフェインの安全性に関する科学的意見書を公表

各食品のカフェイン量を調べてみると以下のようになっています。全て100ml中の値となります。

出典：食品安全委員会食品中のカフェインファクトシート

玉露のカフェイン量の多さに驚かれるかも知れませんが、これはチャノキの葉は若いほどカフェインを多く含むためです。

ではプーアル茶に含まれるカフェインの量はどれくらいでしょうか。今回は代表的なプーアル茶商品を比較対象にさせて頂きました。

まずはティーライフさんから販売されているダイエットプーアール茶のカフェイン量ですが、30mg（100ml中）となっています。紅茶と同じくらいのカフェイン量ですね。

次に荒畑園さんから販売されている国産プーアール茶の茶流痩々に含まれるカフェイン量ですが、20mg（マグカップ1杯あたり）となっています。100ml中の値とは明記されていないのですが、ここでは数値から100ml中の値だと推測しています。

では結果をまとめてみましょう。

今回比較したお茶やコーヒーなどの食品におけるプーアル茶のカフェイン量は以下の通りとなりました。

玉露＞コーヒー＞紅茶＝ 輸入プーアル茶 ＞緑茶＝ウーロン茶＝ 国産プーアル茶

ここで比較した茶類の緑茶、ウーロン茶、紅茶、プーアル茶ですが、原料となるチャノキの状態や発酵過程においてカフェインの量が変わってくるそうですので、この4つのお茶におけるカフェインの含有量は大差ないと思っておいて大丈夫そうです。

冒頭でも触れましたが、カフェインは適量を意識すればダイエットの強い味方となってくれますので、嫌厭せずにプーアル茶などを使って上手に取り入れたいですね。