年齢とともに気になってくるシミ・ソバカス、そして肌のくすみ。
美白化粧品などで効果が感じられないなら、お茶で内側からの美白ケアはいかがですか。
この記事では、美白効果のあるお茶の種類とその効能を解説しています。
ビタミンCの量とリコピンで美白効果のあるお茶
ローズヒップティー
美肌美白のハーブティーといえばローズヒップティーと言うほど美白効果のあるお茶として有名ですよね。最近ではファミリーレストランのドリンクバーでも定番となっています。
ローズヒップティーの魅力といえばやはり豊富なビタミンC。ローズヒップの実にはレモンの20倍のビタミンCが含まれています。ビタミンCにはメラニン色素の生成を抑える働きと、すでにあるメラニン色素を漂白してくれる働きがあります。そしてコラーゲンの生成を促す作用もあるので、美白美肌にはかかせない成分です。
その他にも紫外線対策として有用なビタミンA(βカロテンとして)、ビタミンE、ビタミンPが豊富に含まれています。
さらに、ローズヒップティーには美白効果で注目されている『リコピン』も含まれているんです。トマトで有名なリコピンは、メラニン対策や紫外線防止効果があります。
プロビタミンCによる美白効果のあるお茶
柿の葉茶
柿の葉寿司などでも知られる柿の葉っぱを使ったお茶も美白効果のあるお茶です。
ローズヒップティー同様、レモンの10〜20倍といったビタミンCを含みますが、柿の葉におけるその特徴は、『プロビタミンC』という形状です。プロビタミンCはビタミンCの前駆体といって体内でビタミンCに変化する物質です。ビタミンCは酸化にとても弱く不安定であるため、せっかく豊富な量を摂取しても身体への吸収が非効率であるという欠点があります。この点プロビタミンCは壊れにくく体内でビタミンCに変化するため効率よく吸収できるという優れた成分です。このような優れた成分を自然に含有する柿の葉茶は、優れた美白茶ですね。
その他にも美白に有効な成分として、ビタミンAやビタミンK、ビタミンPが含まれています。
新陳代謝アップにより美白効果のあるお茶
ハトムギ茶
皮を取ったヨクイニンは漢方として用いられるほど薬効に優れるハトムギですが、こちらも化粧品をはじめ美白効果のある植物として有名です。
ハトムギ茶の最大の特徴は新陳代謝の促進機能です。ハトムギ独自の『コイクセノライド』という成分が角質細胞の代謝をよくし、皮膚のターンオーバーを促進させます。これによりメラニン色素を排出し美白効果につながります。イボ対策として人気があることからも、ハトムギのターンオーバー促進能力の高さが伺えますね。
そして、良質なアミノ酸やビタミン群などが関わり合ってハトムギ茶の美白効果を高めています。
いかがでしたでしょうか。
今回は美白効果でシミやソバカス、くすみや紫外線対策となるお茶の種類と効能をご紹介しました。美白対策というと夏に集中しがちですが、美白効果の感じやすい秋冬での対策がオススメです。
美白の全身ケアとして、ぜひ美白茶を取り入れてみてください。